“Dental Magnetics Research Project”よりニュースレターを発行
“Dental Magnetics Research Project”より、ニュースレターを発行することになりました。
その目的は以下の通りです。
1997年に故平沼謙二先生(愛知学院大学元教授、日本補綴歯科学会元会長)と本蔵義信マグネデザイン社長が、磁性アタッチメントと磁気歯科学の発展のために、国内外の多くの歯学研究者の参加を得て、国際的な研究会(平沼プロジェクト)を立ち上げて大きな成果を上げてきました。2017年、平沼先生がご逝去の直前に、今後は補綴装置製作においてデジタル化の波が押し寄せて、磁性アタッチメントとデジタルデンチャーを組み合わせた義歯システムが主流になると思われるので、更なる開発に取り組んでほしいと仰っておられました。
2023年7月、マグネデザイン社が、平沼先生の意思を引き継いで、磁性アタッチメントの高性能化と低価格化を成し遂げたことを契機に、デジタル時代の磁気歯科学の発展のために、新たな“Dental Magnetics Research Project”(第二次平沼プロジェクトDMRP)を立ち上げることにしました。そして、第一次と第二次平沼プロジェクトのメンバー及び、若手の歯科研究者らに広く参加を呼びかけることにしました。と同時に、マグネデザイン社の超高精度の磁気センサ(GSRセンサ)や超小型モータ技術などを活用して、義歯以外の磁気歯科学の発展をも図ることにしました。
DMRPには、デジタル・ロボット技術者としては、米国からuLab Systems社 Charlie Wen社長とCloudNav社CTOのErik Anderson氏、業者としては、㈱ナカニシ 中西社長、㈱マグネア 宮田社長らの参加を呼びかける予定です。
ついては、DMRPの活動を支えるために、この度“Dental Magnetics Research Project” ニュースレター(日本語・英語版)を国内外に向けて発行することに致しました。本レターは、Magnetics技術の研究開発とその成果に関する情報を、歯科分野の皆様にご提供させて頂くものです。
今後4ヶ月に1回の発行を予定しております。
“Dental Magnetics Research Project”
【活動内容】
本研究会では,以下のような活動を行っています.
・磁気歯科に関する学術情報の発行と配布
・磁気歯科に関するセミナーやワークショップの開催と参加
・磁気歯科に関する症例報告や研究成果の共有と発表
・磁気歯科に関する資料や機材の提供
《代表世話人》本蔵義信(マグネデザイン株式会社代表)
市川哲雄(徳島大学名誉教授)
《事務局》岡田景子(マグネデザイン株式会社)
Mail:dmrp@magnedesign.co.jp
お時間のある方は、ぜひニュースレターをご覧下さい。