• 23年4月21日 保育所で使う遊戯用マットを美浜町に寄贈

町の将来を担う子供たちの健やかな成長を願って

マグネデザイン株式会社(代表取締役社長・本蔵義信)は4月19日、株式会社愛知銀行(取締役頭取・伊藤行記)と共同で、保育所の遊戯で使うクッションマットとゴザシートを弊社進出先の愛知県知多郡美浜町に寄贈しました。

“あいぎんSDGs私募債「あすなろ」”を活用しました。 私募債発行の際に発行企業が支払う手数料の一部が地方自体団体や学校、医療機関などへの寄付・寄贈に使われる仕組みで、今回は約10万円相当の寄贈となります。

美浜町役場で開かれた贈呈式では、美浜町の齋藤宏一町長に、弊社社長の本蔵と河合一儀・愛知銀行知多ブロック長の二人から寄贈の品を渡しました。

研究所を開設するなど美浜町に進出したマグネデザインは、町の将来を担う子供たちの健やかな成長を願って、保育所で使っていただける「クッションマット」3個と「おあそびゴザシート」6枚を選び、町に贈りました。

マグネデザインは、今回使ったビジネスを行う際に自動的に一定の比率の寄付が行える仕組みは社会にとって極めて有意義であると考えており、今後も活用を検討してまいります。

写真説明:美浜町への「クッションマット」と「おあそびゴザシート」の贈呈式(4月19日、美浜町役場)

 


  • 23年4月17日 第1回デンタル磁石国際シンポジウムを開催

Magneticsのデンタル市場への応用・展開を確認

(愛知県知多郡美浜町のマグネデザイン株式会社美浜研究所セミナー室)

第1回デンタル磁石国際シンポジウム(主催:マグネデザイン株式会社、協賛:株式会社マグネア、後援:インドネシアインプラント学会・徳島大学歯学研究部口腔顎面補綴学教室・朝日インテック株式会社)が4月6日、愛知県知多郡美浜町のマグネデザイン株式会社美浜研究所セミナー室で開催されました。本シンポジウムは、デジタルデンチャー時代を迎え、デンタル磁石の意義を再考するために開催しました。参加者は50名を超え、大いに盛り上がりました。

市川哲雄・徳島大学教授、本蔵義信・マグネデザイン株式会社代表取締役社長、Rudi Wigianto・PAM社CEO、インドネシア・インプラント学会長、楊宗傑・台湾大学歯学部准教授、Eric Anderson・CloudNav CTO、上村蕾・株式会社マグネア取締役が講演し、デンタル分野における最新のMagnetics技術を紹介しました。デジタルデンチャー界の第一人者Charlie Wen・ULab Systems founder 兼 Presidentは米国シリコンバレーよりZoomで参加し、デジタルデンチャーの最新の動向を報告しました。

その後、『磁石式Digital-Dentureの将来性について』と題してパネル討論を行いました。参加者はまた、マグネデザイン社美浜研究所のデンタル磁石研究室を見学しました。

本シンポジウムは、第2次平沼Project(Magneticsのデンタル市場への応用展開)を結成し研究開発を推進していく出発点と位置付けられました。

 

第1回 デンタル磁石国際シンポジウム
「磁石式デジタルデンチャーの将来性を語る」

《講演》
市川哲雄・徳島大学教授
『基調報告 “磁石の歯科応用の将来・可能性”』

本蔵義信・マグネデザイン株式会社代表取締役社長
『新型磁性アタッチメントの磁気原理と製造プロセスと製品性能』

Rudi Wigianto・PAM社CEO、インドネシア・インプラント学会長
『磁性アタッチメントMT900の臨床応用』

楊宗傑・台湾大学歯学部准教授
『台湾でのデジタルデンチャーの取り組みと磁石への期待』

Eric Anderson・CloudNav CTO
『インプラント用ナビゲーション技術の開発』

上村蕾・株式会社マグネア取締役
『Medical-Magneticsの市場・技術動向』

 

《パネル討論会》

司会:市川哲雄・徳島大学教授
『磁石式Digital-Dentureの将来性について』

写真1 基調報告をする市川哲雄・徳島大学教授

写真2 司会も務める上村蕾・株式会社マグネア取締役

写真3 本蔵義信・マグネデザイン株式会社代表取締役社長

写真4 Rudi Wigianto・PAM社CEO、インドネシア・インプラント学会長

写真5 Zoomで参加したCharlie Wen・ULab Systems founder 兼 President

 


  • 23年4月17日 第1回磁気センサ国際シンポジウムを開催

Medical-Magnetics 産業創出の期待⾼まる

(愛知県知多郡美浜町のマグネデザイン株式会社美浜研究所セミナー室)

第1回磁気センサ国際シンポジウム(主催者:Prof. Zhukov, San Sebastian University、主催団体:マグネデザイン株式会社・株式会社マグネア、後援団体:朝⽇インテック株式会社)が4⽉6⽇、愛知県知多郡美浜町のマグネデザイン株式会社美浜研究所セミナー室で開催されました。本シンポジウムは、⾰新的な磁気センサの開発を軸に、それによる新サービスの創造を⽬指して開かれました。70 名以上が参加し、会場は熱気に包まれました。

A . Zhukov・サンセバスチャン⼤学教授(スペイン)、本蔵義信・マグネデザイン代表取締役社⻑、下神学・マグネア取締役、⽵澤昌晃・九州⼯業⼤学教授、⾚城⽂⼦・⼯学院⼤学教授、CC.Hsu・Prolific CTO(台湾)、内⼭剛・名古屋⼤学准教授、E. Anderson・Cloudnav CTO(⽶国)、S. Nissila・Silverblip CEO(フィンランド)らが講演しました。

講演は、GSR 新原理の発⾒と画期的な磁気センサの発明を軸に、物理の基礎から、ナノテクノロジーによる新素材、ナノテク微細加⼯技術、半導体技術、電⼦回路設計技術、ソフト技術および市場技術動向分析に⾄るまで、幅広い内容で⾏われました。新技術の磁気センサで事業化を⽬指す会社も参加しました。その結果、本シンポジウムは新発⾒をベースに新産業を創出していくために基礎から応⽤・商品化に⾄るすべての研究者が⼀堂に会する新しい形での開催となりました。今後の科学技術開発のモデルになると考えられます。

今回のシンポジウムに参集した研究者が協⼒し合うことで、 Medical-Magnetics 産業が創出されていくことが期待されます。

 

第1回 磁気センサ国際シンポジウム
「⾼感度マイクロ磁気センサの開発動向」

《講演》

Prof. A. Zhukov・San Sebastian University in Spain
『Technological Trends in Amorphous Wire Magnetic Sensors(基調報告:アモルファスワイヤ磁気センサの技術動向)』

CEO Y. Honkura・Magnedesign
『The observation of GSR effect powered by GHz Pulse Current and the Development of GSR Sensors(GHz パルス電流による GSR 効果の観測と GSR センサの開発)』

Director M. Shimogami・Magneia
『Quality improvement of amorphous wire(アモルファスワイヤの品質改善)』

Prof. M. Takezawa・Kyushu Institute of Technology
『Observation of magnetic domain sin amorphous magnetic wires with a diameter of 10μm used in GSR sensors(GSR センサに使⽤される直径 10μm のアモルファス磁性細線の磁区の観察)』

Prof. F. Akagi・Kogakuin University
『Micromagnetic Study of the Dependence of Output Voltages and Magnetization Behaviors on Wire Length for a Gigahertz Spin Rotation Sensors(GSR センサの出⼒電圧および磁化挙動のワイヤ⻑依存性に関するマイクロマグネティック考察)』

CTO CC. Hsu・Prolific in Taiwan
『Essential Digital Control System for nTs GSR sensor Development(ナノテスラ GSR センサ開発に不可⽋なデジタル制御システム)』

Prof. T. Uchiyama・Nagoya University
『Real-time Measurement of Biomagnetic Vector Fields in Functional Syncytium Using Amorphous Metal(アモルファス⾦属を⽤いた機能性シンシチウムにおける⽣体磁場ベクトル場のリアルタイム測定)』

CTO E. Anderson・Cloudnav in USA
『Expectations for nano-Tesla sensors as an in-vivo catheter navigation technology(⽣体内カテーテルナビゲーション技術としてのナノテスラセンサに対する期待)』

CEO S. Nissila・Silverblip in Finland
『Magnetometers in mobile devices ‒ a review of 20 years of technology and business, and future directions(モバイル機器に搭載される磁⼒計 – 20 年間の技術とビジネスの振り返りと今後の⽅向性)』

 


  • 23年4月6日 開所式に270名参集。大いに盛り上がる

4月6日、マグネデザイン株式会社(以下、当社)の美浜研究所開所式を開催しました。主賓として、齋藤宏一美浜町長、宮田昌彦朝日インテック代表取締役社長、松田正久同朋大学学長、スペインからArcady Zhukov教授、米国シリコンバレーから石井正純AZCA代表取締役社長をお迎えし、ご挨拶をいただきました。また、海外(欧州、米国、中国、台湾、韓国、インドネシア)から30名の方々を、国内から22名の大学教授の方々をお招きしました。取引業者の方々、地元の方々、当社社長本蔵の知人友人ら、合わせて270名の方々にご参加をいただきました。会場は26もの祝いの花で飾られ、華やかな雰囲気に包まれました。

主催者を代表して、当社社長の本蔵から、「当社は、10年前に私が愛知製鋼の専務取締役を退任した後、Magnetics分野の研究開発会社として設立した会社です。16年に新型磁気センサGSRセンサを発明し、NHK報道や国際会議で注目を集めるに至りました。大きく飛躍しようとしていたところ、愛知製鋼との裁判トラブルがあり、それを昨年やっと解決し、現在再スタートしたところです。
再スタートにあたり、美浜研究所を設立し、ここを拠点に、研究開発を行っていく所存です。美浜研究所はMagnetics技術に特化した研究所で、大学の研究室にも負けないレベルと自負しています。今日の見学会で、研究施設をご覧になっていただきたいと思います。
また朝日インテックの宮田社長のご協力をいただき、合弁企業マグネア社を設立し、基礎研究はマグネデザイン社で、商品開発と事業拡大はマグネア社で取り組む体制が出来上がりました。
美浜研究所の建設と合弁企業の設立によって、当社のMagnetics分野の研究開発と新市場創出が一挙に進むものと考えています」と挨拶しました。

さらに、「開所式と同時に、磁気センサ国際シンポジウムとデンタル磁石国際シンポジウムの二つの国際シンポジウムを開催します。この国際シンポジウムは、米国、欧州、アジア各国の研究者と多くの日本の大学教授との連携で推進しているもので、当社の研究開発の基盤的力となっているものです」と参加を呼びかけました。

その後、太極拳の模範演技および、地元の文化財の“獅子舞”の披露と研究室の見学会を行いました。最後に、当社社長本蔵より当社の会社概要と2023年以降の事業展開を説明。朝日インテックの宮田社長から朝日インテック社と当社の合弁企業株式会社マグネア社の業務計画の紹介をしていただき、関係各位へ協力をお願いして閉幕いたしました。

添付資料1:当社社長本蔵の開所式での挨拶(全文)
添付資料2:マグネデザイン社の会社概要と2023年以降の事業展開
添付資料3:マグネデザイン社の紹介スライド

写真1:当社社長本蔵のあいさつと主賓の方々

写真2:参加者の皆様


  • 23年4月1日美浜研究所の設立と開所式への期待高まる

現在、美浜研究所の設立および株式会社マグネア(朝日インテック株式会社との合弁企業,以下マグネア社)の設立を踏まえて、美浜町および磁気・医療関連の方々に4月6日開所式のご案内をしています。

●3月27日 大村愛知県知事を表敬訪問しました。
4月6日の美浜研究所の開所式とマグネア社設立を紹介しました。知事からは医療分野の強化と知多半島の地域振興への取り組みを評価していただきました。


●3月30日 日本福祉大学(大学本部は美浜町)の丸山悟理事長を表敬訪問しました。4月6日の美浜研究所の開所式とマグネア社設立を紹介し、日本福祉大学に福祉ロボット科の創設を要望しました。理事長は、福祉ロボット科の創設は大賛成とのことでした。

 

 

 

 

●3月28日 千葉工業大学の安川雪子教授が、研究成果紹介のため来社しました。安川教授は光磁気研究の日本の第一人者で、この度発見された新手法を応用すれば、細胞液などの濃度変化などを検出する可能性を示されました。細胞研究に役立つことを期待し、今後教授の研究に協力していきたいと考えています。

 

 

 

 


  • 23年3月17日 朝日インテックと合弁企業(株式会社マグネア)を設立。医療用GSRセンサの事業化に取り組む

朝日インテックと共同で合弁企業・株式会社マグネアを設立する契約を締結しました。マグネアは、医療用GSRセンサの開発・事業化に取り組み、マグネデザインはGSRセンサの基礎研究を担当します。設立は4月3日です。

詳細は、朝日インテックからのニュースリリースをご覧ください。

リンク先:朝日インテック株式会社_ニュースリリース


  • 23年3月14日 当社の美浜研究所の事務棟廊下に 特許証展示コーナを設けました。

3月7日GSRセンサの原理特許裁判に勝利しました。これまでの特許取得件数は43件で、主な特許は、GSRセンサ原理特許を中心に、センサ関連30件、計測器関連2件、磁石関連8件などです。
当社は特許ライセンスビジネスを行っておりますので、当社の特許にご関心をお持ちの方は、お問い合わせください。

【特許展示コーナー】

問い合わせ先は、お問い合わせフォームよりご連絡頂くか、知財室 竹内、加藤 Tel 0569-47-7631までお願い致します。


  • 23年4月6日の美浜研究所の開所式のプログラムをご案内します

美浜研究所への移転に伴い、4月6日に開所式を開催致します。そのプログラム概要が決まりましたので、ご案内させて頂きます。
美浜研究所は、敷地1160坪、床面積800坪ございます。そこに、研究所と実験棟を設けました。この広い敷地を活用して、会社の拡大を図る所存です。開所式では、当社の今後の事業計画の紹介と事務棟・実験棟の見学会を行い、当社の事業戦略に対する理解を深めて頂きたいと考えております。


1)開所式のプログラム
13時20分~  開始
14時~    研究室見学会
15時 ~15分  マグネデザイン社の事業計画紹介
終了
特別行事として、業者の名刺交換会、地元参加者の交流会、友人の親睦会を予定しております
*場所:体育館 定員:150名
*電車でのご来訪の方は、名鉄河和駅から会場まで、マイクロバスで送迎致します。
*駐車場は、150台分をご用意致します。

2)当日同時開催の国際シンポジウムのプログラム
10時~12時 磁気センサ国際シンポジウム
16時~18時 デンタル磁石国際シンポジウム
*場所:当社セミナー室 定員:50名

3)開所式のご案内
・ご来賓挨拶は、齋藤美浜町長、宮田朝日インテック社長、古川衆議院議員、松田元愛知教育大学学長、Charlie社長(米国)、Zhukov教授(欧州)の方々を予定しております。
・内外の招待者は、海外から20名、国内は大学教授・弁護士・会社社長、自治体関係者他30名以上の方々、計50名を予定しております。
・できるだけ多くの地元の方々に、当社への理解を深めるご機会にして頂きたく、開所式に是非お越し下さい。
・会社関連業者や知人の方々には、新研究所をご案内し、Magnetics研究の現場を紹介したく存じます。
・美浜研究所スタートに相応しい関係各位が集う開所式にしたいと考えております。

4)磁気センサシンポジウムのプログラムのご案内
Zhukov教授と弊社社長本蔵を編集長にしてSensors特集号「最新のGSRセンサの研究開発動向」の発刊を準備しております。*Sensorsはセンサ分野で最も権威ある国際学術誌です。本シンポジウムでは、論文投稿予定の著者の方々に最新の研究成果を報告して頂き、今後の研究開発の方向性について討論を行う予定です。
主な講演は以下の通りです。
①Zhukov教授(スペイン):基調報告「アモルファスワイヤ磁気センサの技術動向」
②本蔵社長(マグネデザイン):GSRセンサの最新の研究開発
③下神部長(朝日インテック):アモルファスワイヤの品質向上
④赤城教授(工学院大学): LLG解析によるスピンの回転
⑤竹沢教授(九州工業大学): ワイヤの磁区観察
⑥内山教授(名古屋大学):特別報告(生体磁気検知の成功を報告したNature論文の紹介)
⑦内山教授と台湾Prolific社:マイクロ素子を使ったデジタル仕様nTセンサの性能
⑧Erik-CTO(米国CloudNav社):生体内のカテーテルナビゲーション技術
⑨Seppo社長(元NOKIAのセンサ部長):磁気センサの市場技術動向

5)デンタル磁石シンポジウムのプログラムのご案内
New-Technologyの開発によりデンタル磁石の磁力性能が大幅にアップしました。この成果を踏まえて、国内外の著名な研究者の方々に、磁石式デジタルデンチャーの将来性についてパネル討論を行って頂きます。
(主催:マグネデザイン、後援:徳島大学補綴学分野・インドネシア口腔インプラント学会)
主な講演とパネル討論は以下の要領で行います。
基調報告
① 市川教授(徳島大学):磁石の歯科応用の将来・可能性
② 本蔵社長(マグネデザイン):新型デンタル磁石MTの性能と磁気原理
③ Rudi口腔インプラント学会会長(インドネシア):MTの臨床応用
パネル討論
④ パネラ―は、日本、台湾、韓国の歯科教授、歯科商社および米国Charlie社長(uLab Systems)を予定しています。

6) その他イベント
業者の名刺交換会:新しい名刺を手渡しさせて頂きます。
地元参加者の交流会:当日配布のパンフレット「美浜町と当社の協調発展」を簡単に説明させて頂きます。(当社企画部長宮崎より)
友人の親睦会:遠路お越し頂きありがとうございます。ささやかな親睦会会場をご用意しております。(事務局は松田篤様)

7)会場の案内
① 場所 愛知県知多郡美浜町大字豊丘字北平井2-4
② 会場 開所式は体育館、シンポジウムはセミナー室、見学会は事務棟と実験棟
*実験棟には第1実験室~第4実験室がございます。
第1実験室は、当社の誇る3次元微細加工とマイクロコイル試作室(クリーンルームを見学)
第2実験室は、新磁性合金の開発室(合金製造と一連の評価装置と加工装置を見学)
第3実験室は、磁気センサ研究室(1万分の1の微小磁界の世界が体感できます)
第4実験室は、デンタル磁石開発と試作室(超小型磁石の強力パワーを紹介)。
充実した設備を備えた世界に誇れるMagnetics研究室と自負しております。
是非一度ご見学して頂きたく存じます。


  • 23年4月6日 美浜事務所の開所式に合わせて、デンタル磁石国際シンポジウムを開催します

市川教授(徳島大学歯学部教授)とRudi教授(インドネシアのインプラント学会長)とCharlie社長(デジタル矯正技術創出のパイオニア)およびマグネデザインデンタル磁石研究室は、共同でデジタルデンチャーの開発に取り組んでいます。高性能のデンタル磁石の開発成功および開催の機会を利用して、デンタル磁石に関する国際シンポジウムを開催します。ぜひご参集くださいますようお願い申し上げます。

時間は、4月6日16時から18時、会場はマグネデザイン美浜研究所内大会議室です。
講演予定者は、海外から、Charlie社長、Rudi教授、Shiau教授(台湾の元台湾大学歯学部長)、韓国の歯科商社、国内から、市川教授、本蔵社長(マグネデザイン社)他8名を予定しております。
定員は50名。ご希望の方はお早めにお申し出下さい。

連絡先は、国際シンポジウム事務局 (担当:扶/中須賀 電話:0569-47-7631)

添付資料:MT700/900のカタログ


  • 23年2月9日 本蔵社長が、科学技術交流財団の研究会で招待講演を行いました

科学技術交流財団(理事長は浜口道成元名古屋大学総長)の研究交流事業の一つである『3次元リソグラフィと精密加工技術の融合』研究会(座長は佐々木実・豊田工業大学教授)からの依頼で、招待講演を行いました。

講演テーマ:
3次元微細加工によるマイクロコイルの製造」です。

講演内容:
半導体産業が2次元フォトリソ技術を基礎に急拡大している中、日本を中心に、次世代半導体技術の基礎となる、ナノ機能部品と一体化した3次元微細加工開発への挑戦がなされています。この技術は、マイクロサイズの機能部品と3次元フォトリソ技術と両者を融合する精密加工・組み立て技術の融合で形成されます。本講演は、典型的な開発例であるマイクロコイルの製造技術を紹介したものです。特にMIセンサからGSRセンサの進化にあたって、マイクロコイルの3次元微細加工技術の技術進歩が重要な役割を果たしたことを紹介しました。

聴講者の感想として、初めてまとまった形で3次元微細加工を理解できたとの声が寄せられていました。講演資料を添付しますので、ご関心のある方はお問い合わせください。

添付資料:講演資料PDF


  • 23年2月17日4月6日当社美浜事務所の開所式に合わせて、アモルファスワイヤ磁気センサ国際討論会を開催します

Zhukov教授がスペインから来日し、開所式に出席して頂けることになりました。Zhukov教授は、アモルファスワイヤ磁気センサ分野の第一人者です。先生を中心に関係各位とSensors特集号“GSRセンサの最新動向”の作成を進めております。つきましては、Zhukov教授の来日の機会に合わせて、アモルファスワイヤ磁気センサ討論会を開催したいと思いますので、ご参集くださいますようお願い申し上げます。

時間は、4月6日10時から12時、会場はMDCの美浜研究所内です。
講演予定者は、海外から、Zhukov教授(スペイン), Seppo(フィンランド:元NOKIAのセンサ部長)、Erik(米国:CloudNav社のCTO)、許(台湾:Prolific のCTO)、国内から本蔵(MDC社長)、赤城 (工学院大学教授)、下神(朝日インテック開発部長)ほか8名を予定しております。
定員は50名。ご希望の方はお早めにお申し出下さい。

Arcady Zhukov教授


  • 23年2月15日ゲストルームを開設しました

美浜研究所開設に伴い、研究所近くのチッタ・ナポリにゲストルームを開設しました。絶景です。
既に大勢のお客様に、打ち合わせ等でご利用頂いております。なお、ご宿泊も可能でございます。
利用方法:ご希望の方は一週間前迄にご予約下さい。無料でご利用可能です。
資格は、当社関係者と来客者です。定員は10名。ご宿泊は2名迄。

【ゲストルーム紹介】


  • 23年2月13日今年に入り4件の特許を取得。延べ43件となりました。

磁界ベクトルセンサ特許を取得しました
(1)発明の名称 : 磁界ベクトルセンサ(特許第7215702号)
この発明は、4個のGSR素子を、傾斜角度20~45度の4面の傾斜面に鏡像対象に貼り付け、4個の磁気測定値Hx1,Hx2,Hy1,Hy2を使って、ピンポイントの測定位置におけるHx, Hy, Hzを同じ感度・同じ精度で求めることを可能にするものである。

添付資料:特許第7215702号

デンタル磁石に用いるルートキーパ特許を取得しました
(2)発明の名称 : ルートキーパーとその製造方法(特許第7215703号)
この発明は、Cr系磁性ステンレス鋼性製のルートキーパをプレス加工で製造し、耐摩耗性を改善したものであると同時に、抜け防止機能や回転防止機能を付与したものである。機械加工からプレス工程に変更することで大幅なコストダウンを実現した。

添付資料:特許第7215703号


  • 23年2月3日マグネデザインは美浜町河和南部小学校跡地に研究所を立ち上げました。

23年1月24日、愛知県土木事務所より、河和南部小学校跡地を研究所として利用する建屋利用許可を頂きました。
1月24日より、マグネデザインは愛知県美浜町に研究所を立ち上げ、事業を開始しております。 
開所式を4月6日(13時30分)から予定しておりますので、ご臨席賜りますようお願い申し上げます。

写真1:マグネデザインの玄関看板】


【写真2:第1から第4実験室のうち第3実験室(センサ研究室)の写真】



  • 23年1月30日ASIC基板上にGSR素子を直接形成する製造法の特許を2件取得しました。

(1)発明の名称 : GSR素子の製造方法(第7203400号)
この発明は、ASIC基板上にGSR素子を直接形成するGSR素子の製造方法に関する基本特許である。
具体的には、ASIC基板上に、逆台形状の溝と視認性の高いアライメントマークをポジレジスト系感光性樹脂の塗布・露光・現像後にキュア処理して形成する。次いで、下部コイルの形成、磁性ワイヤの配置、上部コイルと電極配線を形成することによりASIC一体型のGSRセンサの作製を可能とする。
図は、ASIC基板の溝に沿って形成したGSR素子の断面図である。

添付資料:特許第7203400号

(2)発明の名称 : GSR素子の製造方法(特許第7207676号)
この発明は、微細なピッチコイルからなるGSR素子をASIC基板上に直接形成するGSR素子の製造方法に関する基本特許である。
具体的には、ASIC基板上に、逆台形状の溝と視認性の高いアライメントマークをポジレジスト系感光性樹脂の塗布・露光・現像後にキュア処理して形成する2層樹脂被膜法を採用して、ASIC基板の本来的な凹凸を解消してASIC基板と複数個のマスクを合わせる方法である。
これにより、3.0μm以下の微細なコイルピッチからなる超高感度のGSRセンサを可能とする。
図は、ASIC基板上の第一台座の上に形成した第二台座にGSR素子とアライメントマークの断面図である。

添付資料:特許第7207676号


  • 23年1月04日齋藤美浜町長の年頭あいさつ。

齋藤美浜町長が、年頭あいさつの中で、当社の誘致を「美浜町の将来の光明」として町民に紹介してくれています。
Magnetics開発を進めて、ご期待に応えていきましょう。

添付資料は、齋藤町長年頭のあいさつです。
添付資料:齋藤町長年頭のあいさつ


  • 22年12月26日Si基板上にGSR素子を作製する製造法に関する特許を取得しました。

発明の名称 : 磁界検出素子の製造方法(第7201194号)
この発明は、GSR素子を安定的に形成することを可能にしたGSR素子製造方法に関する基本特許である。具体的には、Si基板上に逆台形状の溝部を形成し、そこにネガレジスト系樹脂被膜を塗布・キュア処理して、丸みのある溝部を形成することにより下部コイルの断線防止を図るものである。
図は、Si基板溝に沿って形成したGSR素子の断面図である。

添付資料:特許第7201194号


  • 22年12月14日米国シリコンバレーで本蔵社長のwelcomeパーティが催されました

先月の8日―15日にかけて本蔵社長がシリコンバレーに出張してきました。本年4月2日無罪確定をうけて、米国シリコンバレー在住のパートナーの方々20名がwelcomeパーティ ”He is back!” を催してくださいました。
 
17年2月逮捕によってシリコンバレーで事業展開は凍結となっていました。5年半経過してこの度再開、A社との半導体(ASIC)開発、B社との生体磁気プログラムの開発、C大学との磁気顕微鏡の共同研究、D社とのデジタルデンチャーの開発、E社とのLi電池監視モニタ開発など開発を再開します。長い間裁判闘争の勝利を信じて待ってくださっていた方々に感謝を申し上げます。I am back.


  • 22年12月12日名古屋銀行と日本政策金融公庫が協調融資で当社を支援

本年12月2日、日本金融公庫と名古屋銀行が、当社に対して、本社の美浜町移転および開発設備の導入資金として協調融資を行ったことをニュースリリースしました。
本年4月2日無罪確定後、磁気センサ分野のイノベーションに取り組む当社に対して、資金提供および多方面からの支援が相次いでいます。開発を加速してご期待に応えていく所存です。

リンク先:名古屋銀行ニュースリリース


  • 22年12月6日デンタル磁石に使用する複合磁性ステレンス磁石プレート部品との製造法に関する特許を取得しました。

発明の名称 複合磁性Cr-Ni系ステンレス鋼製プレートとその製作する方法および複合磁性Cr-Ni系ステンレス磁石の製造方法(第7182231号)
この発明は、本体がステンレス磁石で外周部が非磁性という複合磁性プレート部品で、デンタル磁石の磁力を50%アップし、作業性を含めてトータルコスト1/5以下を実現する革新的な発明です。

図は、複合磁性プレートとそれを活用したデンタル磁石の構造図

添付資料:特許第7173504号

今年の特許取得は11件目となり、累計特許取得件数は、38件です。
本件特許に関する問い合わせ先は、知財部 竹内 Tel 0569-47-7631までお願いします。


  • 22年11月25日ガイドワイヤ先端磁石に関する特許を2件取得しました。

①発明の名称 複合磁性材料の製造方法(特許第7173504号)
この発明は、カテーテルガイドワイヤなどステンレス鋼細線(直径0.1~2mm)の局所的な一部を磁石とする複合磁性材料の製造方法に関するものです。本発明は、局所的な一部のみを飽和着磁して永久磁石とし、その両側または片側は未飽和着磁部と鋭く分離して磁石特性の減磁を防止できるようにするものです。用途としては、ガイドワイヤなどの医療用材料として期待されます。
図①は、本発明の着磁装置

添付資料:特許第7173504号

②発明の名称 ガイドワイヤ用Cr-Ni系ステンレス磁石の製造方法、スマートガイドワイヤ、ガイドワイヤ操作システムおよびガイドワイヤ操作ロボットシステム(特許第7173506号)
この発明は、ガイドワイヤ先端部を磁石にする製造方法と、その磁石を使ってガイドワイヤの位置決めを可能にする磁気ベクトルセンサグリッドと信号処理装置システム。
図②は、ガイドワイヤ先端部の磁石の性能

添付資料:特許第7173506号

今年の特許取得は10件目となり、累計特許取得件数は、37件です。
本件特許に関する問い合わせ先は、知財部 竹内 Tel 0569-47-7631までお願いします。


  • 22年10月3日無罪判決を踏まえて、愛知キャピタル株式会社が当社に出資

22年4月2日マグネデザイン(以下「当社」といいます。)の無罪判決が確定し、逆に、本藏らが愛知製鋼らを告訴(虚偽告訴罪)し、無罪となった事件がまったくの作り話だったことが広く認識され始めたと思っています。当社は、裁判攻撃によって倒産寸前状態に陥っていましたが、本年9月、複数の銀行からの融資および愛知キャピタル株式会社から出資をして頂き、経営基盤と研究開発の取り組みは急速に改善しています。共同研究の申し入れ等なども増大しており、当社の企業価値は急回復し、50億円と高く評価されるに至っています。

リンク先:愛知キャピタル株式会社「あいぎんベンチャーファンド1号投資事業有限責任組合(愛称:金しゃち)」 による出資について


  • 22年10月7日 手術用ハンドピースの誘導システム特許(特許第7141668号)を取得しました。

この発明は、外科手術用ハンドピースに取り付けた磁気ベクトルセンサグリッド(移動体)と手術部位に取り付けたマーク磁石(固定)を使って、ハンドピースの先端のドリルの位置・方位を計測し、それを手術経路に沿って誘導する装置です。10nT以下の検出力を有する磁界ベクトルセンサグリッドでマーク磁石体が発する磁界を計測して、ガウスニュートン法で磁石体の位置と方位を高い精度で計算・検出するものです。本発明は、将来外科手術用ロボットなどの位置方位制御機能に応用される予定です。

今年の特許取得は8件目となり、累計特許取得件数は、35件です。
本件特許に関する問い合わせ先は、知財部 竹内 Tel 0569-47-7631までお願いします。

添付資料:特許第7141668号


  • 22年9月8日 ステンレス磁石を活用して高機能デンタル磁石Magteeth700/900を開発
    吸着力性能1.5倍、コスト1/5以下を実現。

昨年21年9月にデンタル磁石(磁性アタッチメント)が保険適用となり、普及拡大が期待されています。現行売価は約1万円と非常に高価で、普及の障害の一因になっています。このたび、弊社が開発したステンレス磁石を活用して、デンタル磁石の磁力性能を50%アップし、かつ非磁性改質レーザ技術の活用とプレス工程で全部品を製作することによって製造コストを1/5以下に低減できました。供給能力は、全自動製造ラインを建設しており、将来の市場拡大に対応できると考えています。(製品特許は特許第7125684号)
今後、大学での臨床評価と厚生省の認可取得完了後、市場投入を予定しています。なお、歯科院へのお届け価格は5000円以下を予定しています。

添付資料:MagTeeth700/900 カタログ


  • 22年9月6日 医療応用のナビゲーションシステムに関する特許(特許第7126645号)を取得しました

この発明は、カテーテル、胃カメラなどの先端に取り付けた超小型磁石の生体内での位置・方位を計測する装置です。10nT以下の検出力を有する磁界ベクトルセンサグリッドで磁石体が発する磁界を計測して、ガウスニュートン法で磁石体の位置と方位を高い精度で検出するものです。本発明は、将来治療用ロボットなどの位置方位制御機能に応用される予定です。

本件特許に関する問い合わせ先は、知財部 竹内 Tel 0569-47-7631までお願いします。


  • 22年9月2日 デンタル磁石に関する特許を3件取得しました

この発明は、弊社が世界に先駆けて発明したステンレス磁石を応用したもので、デンタル磁石の吸着力性能の50%アップと大幅なコストダウン(1/5以下)を可能にします。

①「磁石式義歯アタッチメント」 【特許第7125684号】
ステンレス磁石を採用したデンタル磁石の基本設計に関する特許です。磁力性能を大幅に向上すると同時に製造コスト大幅低減を可能にした発明です。現行商品の義歯用磁性アタッチメントに代替する発明品です。

②「スリーブ付き磁石式義歯アタッチメントとその製造方法」 【特許第7125685号】
特許第7125684号をベースにして、スリーブを付けて、横方向の揺動を押さえる機能を付与した発明です。インプラント用に適していています。

③「磁石式義歯アタッチメント」  【特許第7125686号】
特許第7125684号をベースにして、デンタル磁石の厚みを現行品の1.3mm~1.5mmから、0.3mm~1.0mmと大幅に縮小した発明です。今後健全歯を支台歯にした可撤性ブリッジを実現する発明品です。

本件特許取得によって、特許取得件数は累計33件(子会社ナノコイル社含む)となりました。

本件特許に関する問い合わせ先は、知財部 竹内 Tel 0569-47-7631までお願いします。


  • 22年8月4日 愛知県美浜町に本社を移転予定

河和南部小学校(愛知県美浜町所在)が2022年3月に廃校となり、当社の本社・研究所を移転する事が正式に決定しました。
敷地は3800㎡(1160坪)、建屋の床面積は2560㎡(800坪)です。
2021年末に河和南部小学校施設の利活用について、公募型プロポーザル方式での事業提案に応募し、6月14日の町議会で正式に認めて頂きました。

<配置図>

7月11日、美浜町の町議会議員11名が、当社の視察にお越し下さいました。会社概要説明の後、社内見学を行いました。実際に当社の技術をご覧になり、当社の業務イメージを掴んで頂きました。その後の意見交換会では、率直なご意見、ご感想を多く頂き、和やかな雰囲気で締めくくられました。

7月28日、美浜町地域の方に報告会を開催し、約50名の方にご参加頂きました。
当社の特徴、構想プランをご説明し、町への貢献可能性、環境への影響等お話させて頂きました。
地域の方からも多数のご質問を頂き、とても有意義な意見交換が出来ました。
相互理解を深める非常に良い機会となりました。


  • 22年6月13日 「半硬質磁性材料の一部を磁石化する部分着磁装置」を特許取得しました。

昨年4月、半硬質磁性のステンレス鋼を磁石化したステンレス磁石を発明【特許第6868174号】しましたが、今回その着磁装置の特許【特許第7078832号】を取得しました。半硬質磁性細線の一部に限って磁石化する場合、飽和着磁した磁石部と未飽和着磁部の隣接分とに磁気的に鋭い境界部を設ける必要があります。未飽和着磁部が拡がると、その部分の磁気特性が不安定になり容易に減磁するためです。本特許は、この問題を解決する着磁技術を発明したものです。
今回取得した特許は以下の通りです。
発明の名称 : 着磁装置
特許番号  : 特許第7078832号
登録日   : 2022年 5月24日
発明者   : 本蔵義信、本蔵晋平、菊池永喜、市川博雄
発明の要点 : 着磁装置の概要は下図の通り。

なお、本特許取得によって、当社の特許取得件数は累計30件となりました。弊社は、ライセンスビジネスを展開しており、弊社の特許にご興味・ご関心をお持ちになられた方は是非、弊社までご連絡下さい。ただし、すでにライセンス契約を締結し提供した権利範囲があることをご承知おきくださいますようお願い申し上げます。


  • 22年5月20日 日本ボンド磁性材料協会の22年第99回技術例会で講演

弊社社長本蔵が学術活動を再開し、日本ボンド磁性材料協会の22年第99回技術例会で講演いたしました。

講演タイトルは、「Medical-Magnetics研究とカテーテル分野への応用」です。これは、医療分野におけるMagnetics技術による診断技術および治療技術の進歩の現状と開発事例としてカテーテル応用を紹介したものです。

本蔵は、13年から日本磁気学会の副会長として国内外でMagnetics技術の普及に努めてきましたが、愛知製鋼からの虚偽告訴で17年逮捕起訴され、その後の5年間裁判闘争を強要されて、あらゆる活動を凍結せざるを得ませんでした。
本年4月2日に無罪が確定し、愛知製鋼の告訴に理由が無かったことが明らかになりました。今後“21世紀はMagneticsの時代”をスローガンにMagnetics技術の普及活動に励んでまいりたいと存じます。

講演概要資料


  • 22年05月19日 超薄型高感度磁気センサ」(GSRセンサ on-ASIC技術)を特許取得しました。【特許第7062216号】

GSRセンサは、GHzパルスを利用するため素子とASICをワイヤ接合すると出力が大幅に低下してしまいます。本特許はこの問題を解決する直接ベアホール接合技術を発明した重要なものです。

本特許取得によって、特許取得件数は累計29件(子会社ナノコイル社含む)となりました。

今年取得した特許は以下の通り。
・22年3月 2日登録「微細配線接合体およびその接合方法」(特許第7033285号)

・22年4月22日登録「超薄型高感度磁気センサ」(特許第7062216号)

当社は、特許ライセンスビジネスの会社です。
本件特許に関する問い合わせ先は、知財部 竹内 Tel 0569-47-7631までお願いします。


  • 21年12月10日 アモルファスワイヤなど高強度極細線の引張試験に関する特許権を取得しました。【特許第6973738号】

新たに特許は、直径5~50μm、引張強度150~300kg/mm2の高強度極細線を粘着テープなどの液状の粘着剤を活用して、チャッキング部での破断防止と試験片のすべり防止を実現した発明です。これにより、高強度極細線の引張試験を迅速確実に実行することができます。なお、マグネ社の特許取得件数は、累計21件になりました。

本件特許に関する問い合わせ先は、知財部 竹内 Tel 0569-47-7631までお願いします。


  • 21年9月1日 2021年(1-8月)に特許5件を取得して、累計は20件になりました。

今回は、 上記の取得特許の内、 “磁界検出素子”(特許第6839399号)についてその要約書を紹介します。本件特許の技術内容は、21年4月26日 Intermag2021国際会議で、対向電流式デザインのGSR素子として研究成果を発表しています。GSRセンサのウィークポントを解消した画期的な技術です。

【特許第6839399号の要約書】
<課題>超高感度マイクロ磁気センサ用の磁界検出素子において、出力特性歪によるセンサの性能を損なわないようにする。
<解決手段>1本の磁性ワイヤ12は、中央部と両端部に3個のワイヤ端子(12Cおよび12Lと12R)および中央部用電極12CEと端部用電極12SEを備え、検出コイル13は磁性ワイヤの中央部の左右に配置する2個の検出コイル(左検出コイル13L、右検出コイル13R)とそれぞれの端部に4個のコイル端子(13LL、13LR、13RL、13RR)および出力用電極(13LE、13RE)を備えて、磁性ワイヤ12および検出コイル13はそれぞれ端子間、端子と電極の間を配線により連結されている。励磁パルス電流が、パルス入力電(12CE)からグランド電極(12SE)に通電されると、磁性ワイヤ12の中央部端子12Cを中点として、左と右とでは励磁パルス電流が発生する円周方向磁界が反対方向となる。

【図】

※詳細は当社のHP”当社技術のご紹介”の特許公報をご確認ください。

当社は、上記特許について特許ライセンスを行っております。
本件特許に関する問い合わせ先は、知財部 竹内 Tel 0569-47-7631までお願いします。


  • 21年4月26日 Intermag2021国際会議で、GSRセンサの研究成果発表

Intermag 2021国際会議(21年4月26日―30日)で、下記の研究成果を発表しました。

タイトル名;
Development of Opposing Current Type GSR Sensor Element to Reduce Induced EMFs in Zero Magnetic Field
著者;
Y. Honkura, S. Honkura

参考サイト:”INTERMAG21”,”PROGRAM BOOK”145/240ページのNo.IB-11に掲載。(外部サイトへ移動します)

今回は、GSRセンサのウィークポイントであったゼロ磁場の下で発生するコイル電圧を除去することに成功しました。これは、1本のワイヤに二つのコイルを取り付けて、正負逆向きのパルス電流を通電すると、二つのコイルに逆向きの電圧が発生することを見出し、両コイル電圧を加算することによって実現しました。
このことによって、センサ出力のS/N特性と温度特性を大幅に改善でき、しかもひねり応力がある場合でも左右対称性の優れたGSR特性(Fig2)が得られることが分かりました。

 


  • 21年7月19日 国際雑誌SensorsがGSRセンサの特集号の編集を決定

国際雑誌Sensorsが特集号 “Recent Advances in Magnetic GSR Sensor”の編集を決定し、その内容はホームページ(https://www.mdpi.com/journal/sensors/special_issues/GSR_sensors)に掲載されております。その中に論文投稿を呼びかけております。編集者は、当社の本蔵社長とZhukov教授です。Zhukov教授は、本分野の国際会議を主催している第一人者です。Zhukov教授との共同編集ということは、GSRセンサが広く学会で公認されたということを意味します。また呼びかけのために以下の簡易版が作成されています。


  • 21年5月30日 GSR素子の2号試作ラインの稼働を開始しました。

1号試作ラインに対して、最新設備を導入して、コイルピッチを5.5μmから3μmへと微細化することができるようになりました。これによりGSRセンサの性能が2倍程度向上することが期待されます。
当社は、微細コイル試作依頼に協力しています。ご希望の方はご連絡をください。

【2号試作ラインの全体像】

【最新設備】
・スパッタ設備・・マルチチャンバーモデルの導入により、ピュアな成膜形成が可能になりました。
・露光設備・・オートアライメント機能付きアライナーの導入により、パターン間精度が向上しました。
・RIE設備・・・高真空モデルの導入により、リスパッタ残渣が少ない鮮明な加工が可能になりました。
・ワイヤー整列機・・・新しい位置調整技術の適用により、ワイヤーの整列精度が向上しました。


  • 20年10月12日 高速mG メータのサンプル販売を開始しました(JMMM論文に掲載済み)

これまでに、JAXA, 徳島大学に納品しました。ご希望の方には、共同研究を条件に提供販売します。主な性能は、1KHzの速度で1mG、10Hz の速度で0.1mGの微小磁界が検出できます。測定レンジは±30Gです。測定値は、16ビット出力で、即座にPC 画面に測定値の時間変化が表示されます。同時にデータ保存も行うことができます。



  • 20年7月30日 JMMMに、GSR論文「a Micro-coil-on-ASIC Type GSR Sensor開発」が掲載されました

これは、集積回路ASICの上に直接GSR素子を形成したもので、組立式のGSRセンサにくらべて、出力感度を2倍改善したものです。世界初の高速mGメータの開発に成功したことを発表しました。

*JMMMは、Journal of Magnetism and Magnetic Materials の略称です。磁気工学分野で最も権威ある国際学術誌です。

国際学術誌JMMM掲載論文


  • 20年2月24日 国際会議2020TMSで招待講演

タイトルは、The development of on-ASIC Type GSR senor excited by GHZ pulse current.  Coil-on ASIC 仕様にすると感度が2倍向上します。

国際会議2020TMS講演資料


  • 20年2月14日 国際学術誌SensorsにGSRセンサ論文を掲載

タイトルは、The development of ASIC Type GSR senor Driven by GHZ Pulse Current.商品化となるASIC仕様GSRセンサを紹介した論文です。

ASIC仕様GSRセンサ論文


  • 20年2月7日 JAXA主催の磁気センサ研究会でGSRセンサの紹介講演

タイトルは、The development of GSR senor excited by GHZ pulse current.  GSR原理、基本性能、応用とGSRセンサ技術を総括的に説明した講演です。

GSRセンサ紹介講演資料


  • 19年8月21日 第8回磁性ワイヤ国際会議で招待講演

そこでASICとGSR素子をASIC表面に直接成型したon-ASICタイプのGSRセンサを発表しました。

第8回磁性ワイヤ国際会議講演資料


  • 19年5月30日 第15回JEVEC年次総会で特別講演

Magnetics開発戦略、磁気センサ、エネルギー分野の磁気工学、将来のビッグイノベーションと磁気工学について講演をしました。

JEVEC講演資料


  • 18年9月20日 第9回センサデバイス国際会議でASICタイプのGSRセンサ開発について講演

センサデバイス発表論文


  • 18年8月1日 電磁波工学国際会議PIERS2018で招待講演

電磁波工学分野に関する最大規模の国際会議PIERSが富山市で開催され、GSRセンサの研究成果を招待講演しました。

PIERS FULL paper

PIERS 論文日本文


  • 18年7月10日 量産サンプル用ASICを発注

量産サンプル用ASIC(サイズ:1.2mm×1.2mm)を発注しました。素子とASICを一体化したGSRセンサ(厚さ0.2mm)を試作し、GSRセンサの量産用サンプルを提供する準備を進めています。


  • 18年6月5日 特許出願 張力付与タイプのGSRセンサ

磁性ワイヤに20kg/mm2~100kg/mm2の張力を残存させて、GSRセンサの正弦波出力特性を改善することができました。


  • 18年5月21日 特許出願 新仕様の磁性ワイヤ整列装置

磁性ワイヤを1μmの隙間で並べることができるようになりました。


  • 18年4月30日 特許出願 GSR素子とASICとを一体成形する新技術

厚さ0.2mmの超薄型GSRセンサが可能になりました。


  • 18年3月30日 技術者協会発行図書に論文を投稿しました。

技術者協会発行図書「個性材料・部品の最新開発事例と応用技術」に論文「GSR効果を活用した超高感度マイクロ磁気センサの開発」を投稿しました。

センサ学術誌執筆原稿


  • 18年1月2日 GSRセンサの原理特許に関して、米国特許を取得しました。

[ABSTRACT]

The magnetometers of the present invention possess a detector part with a magnetic wire sensitive to the magnetic field consisting of a domain structure of the surface domain with circular spin alignment and the core domain with longitudinal spin alignment and a micro coil surrounding its magnetic wire to pick up the change of longitudinal magnetizing caused by spin rotation in the surface domain with circular spin alignment called as GSR effect excited by the pulse with frequency of 0.5GHz to 4GHz.

The peak coil voltage is detected by a circuit characterized with a pulse generator, GSR element, a Buffer circuit, a sample holding circuit, an amplifier circuit and finally the means to invert it to the external magnetic field. The induced coil voltage caused by the parasitic coil capacitance and wiring loop is vanished by combination coil of right turn coil and left turn coil.

The magnetometers of the present invention can provide lower noise, wide measuring range with a small size detector part and is applied to smartphones, wearable computer, medical devices and so on.


  • 17年8月1日 新方式のワイヤ整列技術の開発に成功

・アモルファスワイヤの整列間隔を従来の50μmから15μmへと大幅に縮小しました。(アモルファスワイヤの直径は10μm)

・1つのコイル内に2本のワイヤを設置することに成功

長年独自の発想でアモルファスワイヤを隣接整列(100μm以下)する技術の開発に取り組み、マグネデザインでは50μmを実現していました。この度、1つのコイル内に2本のワイヤを設置する新技術を開発し、ワイヤ間隔をさらに大幅に縮小することに成功しました。


  • 17年7月7日 本社をナビ白金(名古屋市のインキュベーションセンタ内)に移転しました。

住所:名古屋市昭和区福江二丁目9-33名古屋ビジネスインキュベータ白金(ナビ白金)408

TEL 052-872-6111 FAX 052-872-6123


  • 17年2月17日 GSRセンサ素子の試作の研究が「文部化科学省ナノテクノロジープラットフォーム 平成28年度 利用6大成果」を受賞

表彰状


  • 17年3月28日 自動車用の超高感度のマイクロ磁気センサーの試作に成功したことを新聞発表

超高感度マイクロ磁気センサー(GSRセンサー)の試作に世界で初めて成功しました。分解能16ビット、±90Gのワイドレンジ、感度3mG/ビットの性能を持ちます。

超高感度マイクロ磁気センサー(GSRセンサー)の試作に世界で初めて成功―分解能16ビット、ワイドレンジ±90G―

(4/5紙面を修正しました)


  • 16年11月24日 日本磁気学会超高感度マイクロ磁気センサ専門研究会主催の第4回研究発表会にて講演

タイトルは、「超高感度マイクロ磁気センサ“GSRセンサ”の開発の現状」

日本磁気学会

* MSJ 磁気センサ専門研究会

第04回磁気センサ研究会 プログラム案


  • 16年11月8-11日 MNC 2016にて講演予定(International Micro processes and Nanotechnology Conference)

タイトルは、Fabrication of high sensitive magnetic field sensor with amorphous wire and fine pitch coils

マイクロプロセス・ナノテクノロジー国際会議 (MNC)

NMC2016講演abstruct


  • 16年8月24-26日 JSTフェアにて当社のGSRセンサの展示予定

タイトルは、超高感度マイクロ磁気センサ”GSRセンサ”の開発

JSTフェア2016

宣伝ポスターJSTフェア2016展示パネル


  • 16年7月20日 ナビ白金の試作センタにて GSR素子の試作に成功

試作チームは10名で、GSR素子プロセスの基礎研究とpTセンサ素子の試作を行っている。なお基礎研究については、名古屋大学、豊田工業大学と共同で取り組んでいる。

ナビ白金試作センタと事務所 試作中の素子


  • 16年5月23日 平成28年度新あいち創造研究開発補助金の交付決定

タイトルは、自動車用の超高精度・超小型電流センサの研究開発

平成28年度 新あいち創造研究開発補助金 採択案件リスト


  • 16年4月18日 NEDOの平成27年度助成金の交付決定(追加実証・用途開拓研究支援事業の課題設定型産業技術開発費)

タイトルは、磁気ジャイロ機能付き電子コンパスのサンプル試作とユーザ評価

サンプルづくり支援事業 採択テーマ一覧


  • 16年4月8日実績報告書を提出 (中部経済産業局に、平成27年度中小企業経営支援等対策費補助金、中小企業等による技術シーズの事業化・実用化支援事業のうちシーズ活用研究開発事業)

タイトルは、3次元 MI素子を利用した超小型モーションセンサの開発


  • 16年3月31日実績報告書を提出 (平成27年度新あいち創造研究開発補助金に係る補助事業)

タイトルは、心磁図計測用の超小型pTセンサの研究開発


  • 16年4月5日 ITmediaが、GSRセンサの開発の記事を掲載

タイトルは、磁気センサの異端児がウェアラブルを変える

EE Times Japan16年4月5日WEB記事

16年4月5日ITmedia新聞記事


  • 16年4月4日 中部経済新聞が、マグネデザイン社紹介の記事を掲載

タイトルは、マグネデザイン社、新型磁気センサで世界へ

16年4月4日中部経済新聞記事


  • 16年3月22日 日経産業新聞が、GSRセンサの開発の記事を掲載

タイトルは、新原理磁気センサ感度50倍

16年3月22日日経新聞記事


  • 15年12月24日 NEDO助成金の交付決定平成27年度 研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援事業」)

タイトルは、生体磁気計測を可能にする超小型磁気センサの開発とその事業化

研究開発型ベンチャー支援に係る公募について


  • 15年10月29日 NHK放送番組の国際報道でマグネデザインが紹介されました。

タイトルは、シリコンバレーにチャンスあり。日本企業の挑戦。

記事番組のビデオも用意していますので、興味のある方はマグネデザインまで申し出てください。この記事は、編集を変えて “おはよう日本”“NHK world”にも紹介されました。

NHK報道


  • 15年6月26日 日本磁気学会“超高感度マイクロ磁気センサ専門研究会”主催の第1回研究会にて講演

タイトルは、高感度マイクロ磁気センサの市場・技術動向

第1回超高感度マイクロ磁気センサ専門研究会


  • 15年2月25日 GSR sensorを商標登録申請

  • 14年9月29日 経産省の平成26年度橋渡し研究事業に採択される。

テーマ名は、3次元MI素子を利用した超小型モーションセンサの開発