日本磁気学会が当社の本蔵を名誉会員に推薦

6月26日、当社の代表取締役本蔵氏が、長年のMagnetics 研究分野での貢献が評価されて、日本磁気学会の名誉会員に推薦されました。今回は、高梨 弘毅 氏 (元東北大学金属材料研究所所長)、杉本 諭 氏(元東北大学教授)、神保 睦子 氏 (元大同大学学長)ら 4名が名誉会員に推薦されました。本蔵の推薦理由は、①日本磁気学会の副会長2期(2013年から17年)の功労および、②日本磁気学会の業績賞(2005年)です。

 

これまでの主な研究業績は、

(1)表彰

1)1994年 中日産業技術賞

「義歯用アタッチメント“マグフィット600”」

2)1997年 中部地方発明表彰 特許庁長官奨励賞

「歯科用磁性アタッチメントの発明」

3)2005年 日本磁気学会業績賞 および トヨタ技術開発賞

「自動車用小型モータ用高性能ボンド磁石の実用化研究」

4)2012年 文部科学大臣賞

「MIセンサによる電子コンパスおよびモーションセンサの開発」

5)2012年 山崎貞一賞

「DyフリーNdFeB系異方性ボンド磁石の研究開発とモータへの応用」

6)2017年 文部科学省ナノテクプラットフォーム理容6大成果賞発明

「GSRsensor素子の試作」

 

(2)主な国際論文

1)Y.Honkura:JMMM,V249,No.8(2002), p375-381

「Development of amorphous wire type MI sensors for automobile use」

2)Y.Honkura: Advanced magnetic materials,2008, p71-94

「The Development of MI sensor and its applications to mobile phone」

3)Y.Honkura,O.Gutfleisch etc:JMMM,V290, 2005 , p1282-1285

「Texture memory effect of Nd–Fe–Bduring hydrogen treatment」

4)Y.Honkura,S.Honkura:JMMM,V513  2020 , 167240

「The development of a micro-coil-on-ASIC type GSR sensor driven by GHz pulse current」

 

(3)   日本磁気学会、電気学会掲載の解説論文

1)本蔵義信;日本応用磁気学会誌 26 (1), 13-18, 2002

「拡大する歯科領域での磁石の応用」

2)本蔵義信;まぐね/Magnetics Jpn,V3,No11,2008 、P538-545

「磁気センサの注目市場と開発動向」

3)本蔵義信;まぐね/Magnetics Jpn,V5 ,No10 ,2010  、P439 -440

「Magnetics分野における新製品開発とその事業化経験」

4)本蔵義信、藤崎敬介;IEEJ Journal, V134,No.12,2014 ,P828-831

「最新の磁性材料の開発」